各科あるいは専門により、所見はさまざまです。デンカル入力は、デフォルトでは私が使っていた小児科の所見でレイアウトを構成しています。この仕様を参考に、それぞれバリエーションに富んだ所見レイアウトを作成してください。所見の項目はフィールド定義でします。ファイル>管理>データベース>フィールド のように所見項目を探します。追加したい項目はここで追加します。(消去したいものはスクリプトで無効にしますのでそのままにしておいてください。)
レイアウトを見ます。心音フィールド(オレンジ枠)を見ています。ここにはドロップダウンリスト(青枠)で、Heartリストが値一覧の編集許可ありで定義されています。
値一覧は、ファイル>管理>値一覧で開き、目的のものを見つけます。変更や不足のものは補います。新規に症状項目を作成した場合も値一覧を作成して割り当てるようにします。
所見整理ボタンで整理された「所見整理」フィールドが所見としてデンカル入力の対象になっています。このまとめを作るのが、スクリプトSyo_A multi所見記入です。スクリプトはスクリプト>スクリプトワークスペースで開きます。
まず、青枠の場所は、所見整理がされていて入力値がある場合は消去して終了します。この時のボタンは「所見消去」の表示です。
次にダイアログ「すべての所見を異常なしとして補完して整理しますか、記載項目のみでの整理ですか。」を出し、最終メッセージにより分岐させます。3_キャンセルは終了、1_すべては引数1で、2_記載のみは引数なしでスクリプトSyo_A所見記入(multi)のサブスクリプトに移ります。それそれの所見項目ですべての所見をつけるときはスクリプト引数1になった時も含めて所見が最後まで記載されるようにしています。
不要な所見はここで無効化します。例えば大泉門の項目を整理しないようにするにはいろいろやり方があります。
If文 1=2 でくくる場合
編集>無効 にする場合
これにより、所見を落とすことなく、項目をドロップダウンで選択することができ所見づけを早く行うことができます。