電子カルテの部品 
医療のデジタル環境を「DIY」

クリニックのいろんな業務を「Claris FileMaker」を使ってデジタルトランスフォーメーションして、楽しく簡単に、そして正確に仕事しませんか。ブラインドタッチもしない私が、処方箋アプリから始まってORCA、血液検査、X線検査...と外部アプリとつないでこられたのは日本語で簡単にアプリが作れる「FileMaker」と出会ったからです。

 とは言っても、この総合データベース「Claris FileMaker」と外部アプリと連携する「Claris Connect」とそろえると、通常の1人医師のクリニックの人数仕様で、年に40〜50万円かかります。使えるワクチンの業務用アプリ「ワクチンPro」から始めて、あなたの施設のシステムを作りませんか。ITの人でなくても、もう気軽に始めて楽しくできる時代ですよ。Claris社のサンプルApp も使って小さく作って大きく育てませんか。

 FileMakerや今年新たにリリースされる同社のClaris Studio(無料1人用のClaris Proも登場するらしい)などをベースにで医療に使える便利な道具をつくっていきます。ときどき来てみてください。

FileMakerで作成された予防接種予約システムのワクチンProを中心に、これからの開業医のため必須のメディカルDX(デジタルトランスフォーメーション)のためのヒントをブログに残していきます。ワクチンProは開業医である大林浩二がおおばやしこどもクリニック時代に作った電子カルテのワクチンの予約部分を汎用化したもの。

予防接種業務の-FileMakerの-カスタムAppです。クリニックは接種のみ、予約の仕事はPCに任せます。

 

旧の公開版ver5.0.2(無料)のダウンロードは終了いたしました。

 

 当カスタムアップは「ワクチン予約を中心とした業務用ソフト」です。
 正確性安全性(患者を間違えない、ワクチンを間違えない)を補助し、特に2歳までの専門知識を要求される複数のワクチンを同時にChatBOTを使って自動で進めていけるアプリを目的に作っています。  スタッフによる補充の予約や変更も必要な時に手動で対応出来ます。

 テンプレート(ひな型)で提供し、使用者自身で、その医療機関もしくはワクチン集団接種会場で施設にあった予約枠(接種曜日や休診日、時間枠有無)の設定や、施設の情報をまとめてメールやチャットに利用できるようにしています。 ワクチン接種時も一覧を見て間違えなく接種できるようになっていたり、ワクチン請求書などの資料づくりにも役立つように工夫しています。 ベースのFileMaker Connectはクラリス社が運営しているクラウド環境を使っていて、余計なコンピュータ管理が最小限になるようにしています。

 会場予約ステップの省略の選択、医療人でない一般の方ににわかりやすい表現作成し簡略化もしています。

発注から接種そして請求、「ワクチン業務全般」をデジタル化しています。

製品版

※2023.03.20 経鼻インフルエンザワクチンと五種混合ワクチンが承認され、小児用ファイザーの追加接種が加わりました。そのことも含めて調整しています。2023年5月中旬に予定しています。

ワクチンPro の購入やお試し

接種者側は-カルテ番号-希望日-時間-を入力するだけで、ワクチンProが自動で各種ワクチンを進めます。

ワクチン接種が遅れている子どものキャッチアップワクチン接種にも対応、リマインダーや接種枠がいっぱいの時に空いている日にちを提示したり便利機能がいっぱいです。

接種者サイドが迷わずに予約できるように「コメント省略」が選択できます。最初の図は省略コメントモード。 チャットの応答ギャラリー(製品版)
接種者からの問い合わせの時に参考にして下さい。 FileMakerを使ったスタッフによる予約も充実しています。

特殊な接種状況下で、ChatBOTでの自動予約がうまくいかないことも考えられます。その時はマニュアルにある【スタッフ側からの自由な予約】にて予約し直しお願いします。

トライアルでお確かめください。仮の患者データも入っています。

カルテ番号日にち時間のみ どのワクチンか意識することなく接種者が予約できます。

以下は「ワクチンProのChatBOT」がにユーザー数の多い日本製Chatツール「Chatwork」で

接種者が予約をしている様子の一例を紹介しています。 (尚、スタッフ入力ですが、ChatBOTを使用せずファイルメーカー内で完結させる方法もあります。ChatworkなどのConnectなしの設定_マニュアル)

ChatBOT

接種が終わるとすぐに次の予定日の目安がでます。(省略コメントモード)

接種が終わるとすぐに次にいつ予約したらいいのか教えてくれます。一般の接種者はワクチンを意識せずに予約を進めていけます。


接種が済むとすぐに次の予定を知らせます

接種者—>ChatBOT カルテ番号入力後に希望日と時間入力(この3つでほとんど予約終了)

予約がいっぱいの時は、2週間以内の空いている日程を出します


予約の基本1/3

カルテ番号を入力

接種者—>ChatBOT—>接種者

カルテ番号入力後に希望日と時間入力(この3つでほとんど予約終了)

もしもクリニックが休診だったり、予約が満席の場合は希望日から2週間までの予定できる日付のみ出してくれます。


予約の基本2/3 希望日を入力

接種者—>ChatBOT

カルテ番号入力後に希望日と時間入力(この3つでほとんど予約終了)

接種年齢、ワクチンの間隔など条件クリアしたものは、◎正しい予約になります。


予約の基本3/3 時間を入力

ChatBOT

キャッチアップの接種者の場合

月齢で回数が少なる場合などは自動で回数調節します。


キャッチアップ接種もお知らせして自動化

接種者—>ChatBOT—>接種者

希望の日付が取れない場合

もしもクリニックが休診だったり、予約が満席の場合は希望日から2週間までの予定できる日付のみ出してくれます。


予約満席の場合

医療機関側はChatBOT自動予約を常にチェックできます。

ChatBotがうまく動作しているか監視します。

ChatBOT予約が入るとマーク出現


接種者を選択


予約が◎なら下方のボタンを押します。Xが入っていたら開いて確認します。


OKでこの患者はチェック済みに


ワクチンProの技術仕様や設定

NEW  VacProはClaris社のFileMaker_FileMaker Cloud_ConnectとChatwork+GoogleFormで出来ています。

製品版ではあなたに設定できるカスタムアップ(ひな形)を「接種方法の変化や新ワクチン開始」にはバージョンアップして提供します。

■■■■■初めての方はFileMakerの予約をまず使い便利さを味わって下さい。それから慣れたところでゆっくりフルDXのConnectに移りましょう。 ■■■■■

一般人が、プロ並みに設定できる_ハードルの低い_クラリス社の総合環境(クラウド環境下)があり、あなたも組み立てられます。

Claris FileMaker_ワクチンPro仕様

さすがAppleの系列のClaris社、ワクワクの技術をふんだんに組み込んだローコードで出来るプログラムです。

詳しく

FileMaker Cloud_ワクチンPro設定(必須)

サーバー管理の不要なCloudで運営します。セキュリティーが頑強です。

詳しく

Claris Connect_ワクチンPro設定(任意)

外部とコミュニケーションを取る APIの運用はClaris社にお任せします。

ChatworkなどのConnectなしの設定はマニュアル) 詳しく

Chatwork_ワクチンPro設定(任意)

 利用する方のスマートフォンにアプリ_無料を入れてもらって下さい。

ChatworkなどのConnectなしの設定はマニュアル) 詳しく

Google Form_ワクチンPro設定(任意)

簡単に公開でき、アンケートを取得出来ます。これと繋ぐことにより接種者のデータを取ります。

ChatworkなどのConnectなしの設定はマニュアル) 詳しく

業務のデジタルトランスフォーメーションは最終的には、自身でプログラムして試行錯誤していくしかありません。「複雑なことは簡単なプログラムの積み重ねで出来ています。」早くそこに到達できるFileMakerを使ってみてください。 やっていく内に業務の上のあなたの環境でしか分からない、本当の意味でデジタルトランスフォーメーションに気が付いてきます。業務を実行している者が、プログラムがいかなるものかが分かっていないとその業務のDXには、なかなか気が付かないものです。

症状経過表Pro(無料)

Chart.js(ver.3.91)とFileMakerを使って、初診から始まって、再診毎に新たな症状追加して経過表を作らせるカスタムアップです。色や形で症状の重症度や軽快増悪の経過も表すよう自分なりに工夫することもできます。経過表スナップを出しておきます。(2022.09.27)

カルテをめくって過去の問診を見ていく従来型からの「デジタルトランスフォーメーション」です。画像をエクスポートやコピーするボタンも作っています。受診毎に電子カルテに画像をつけて、一目瞭然のカルテにしましょう。 ダウンロード マニュアル

医療DX

医療分野にデジタルトランスフォーメーション。デジタル化することにより時間や心の余裕が生まれます

各種ダウンロード_無料
ワクチンProバーションアップ用ツールのダウンロード

旧ワクチンProver5.0.2のダウンロードは終了しました。

光電話の電話番号をFileMakerに取りこみRuby編のダウンロード(無料)

Windows10、FileMaker19でお使いください。Ruby編(32bit版を使用)(VacPro旧version)

光電話の電話番号をFileMakerに取りこみプラグイン編のダウンロード(無料)

Windows10、FileMaker19でお使いください。プラグイン編(MBS FM Plugin)(VacPro旧version)

ガンジスのCTIを利用(ブログ)

自社に設置していたPR-500MIとLANで直接接続してガンジスの「接続」項目で自動接続。FileMakerのファイルとの接続もガンジスの「URIで開く」という項目であっけなく終了…(VacPro旧version)

医療デジタル化

After and With COVID-19   忙しいdoctorが快適な職場環境を自ら作れるように応援します。