電子カルテの部品 | 電話をFileMakerで利用_シリアル通信
ずいぶん前の話ですが、TELWatcherという電話番号をFileMakerで取り込んで便利に使ってました。現在も活躍されているキー・プランニングさんの製品でしたが残念ながら廃版となってしまいました。電子カルテに欠かせない機能だったため何とかならぬもんかと、使ったことのなかったプログラムRubyにシリアル通信があることを知り、電話番号を取ることに四苦八苦する毎日を過ごしたことがあります。
幸いrubyで書かれたwincomをネットで見つけ代替させることが出来ました。以下はその後引き継いだおおばやしこどもクリニック版のTELWatcherとして引き継がれていました。木下雄一郎さん、書籍も含め散々お世話になりました。現在こそ、DXに引く手あまたのソフトだと思うんですけど。画像を載せます。
電話がかかるとナンバーディスプレーの電話番号を、NTTのINSメイト30SlimやNECのAtermのCTI機能を利用して、FileMakerに取り込み、上記のような画面を出すようにしていました。Serverでどのクライアントでもこの画面が見れました。
上は部分的な画像ですが、電話番号に紐づけられた家族がポータルにでており、左からの予防接種予約、乳児検診、本人のカルテ、受付、検査データがこのウインドウからその患者の目的部位に飛んで、すぐに作業が出来るようになっています。
さて現在、ISDN回線を引いているところはあまりないでしょうから、光電話ではどうでしょうか?そのあたりとプラグインを利用する方法を書いてみたいと思います。ホームページにもRubyファイル込みでアップしたいと考えています。乞うご期待ください。