ワクチンProで「Twilio」をユーザーインターフェイスにした私の感想

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ワクチンProで「Twilio」をユーザーインターフェイスにした私の感想

2022-09-20 プラグイン 0

台風14号で時間が出来たので、ワクチンProでChatworkの替わりにTwilioと接続しましたのでその感想です。

以前にAPIで接続しようとして挫折していた「Twilio」とClaris Connectしてみました。製品はKDDIで日本展開している電話回線を使ったUSA出身のマルティメディアサービスです。電話を自身のコンソールサイトのStudioで振り分けが出来たり、FileMakerでICTを利用出来たりします。電話番号がベースとなります。日本の電話番号では電話のVoiceしか利用して出来ず、SMSを利用するためにはUSAの電話番号を購入することになります。電話番号は100〜200円/月で使用できますが…(後述)

本格的にAPIを利用するしようとすると、繰り返し接続やwebhookを待ち受けるサーバーの準備が必要だったりして本格的な知識やメンテナンスが必要となります。Connectではその作業を全てしてくれますのでローコードで接続したい方にはもってこいです。ワクチンProのマニュアルのClaris ConnectのChatworkのものをTwilioに変更しました。左図はFileMaker CloudからTwilio、右図はTwilioからFileMaker Cloudのものです。

メッセージの改行の処理がChatworkのままで見にくいですが、あっさりと下記の様に接続できます。

接種者側にChatworkの様にアプリを準備する必要がなく、それだけで言えば理想的なユーザーインターフェイスです。この時点で料金を見てみると以下のようになりました。

こちら側のメーセージ2個で95円かかります。接種者側もUSAに電話回線を使って海外通信となりますので、何度もメッセージのやり取りはお高い物になりそうですね。Connectではもう一つの選択肢のメディアSMSがありますが「法人向け」で審査が必要ですので試用していません。

基本は無料で使用出来て、遠隔医療でビデオ通話も出来る、またチーム医療に使えそうなChatworkに軍配が上がりました。